「視界に入れた瞬間、こいつは目覚める」
カメラの先で、丸鋸が回り始める。見る者は、見られている。
機械的な脚部に支えられた、巨大な目玉を持つ収容物。HE 級。 "Schadenfreude"(他人の不幸を喜ぶ感情)の名を冠する通り、視線そのものに反応する稀有な仕様を持つ。 作業中に 本体をカメラ視界に入れたままにすると、5 秒ごとにクリフォトカウンターが減少。"見られている" ことを嫌う。
脱走時は脚部を展開して施設を徘徊するが、カメラ視界内でのみ行動する逆転仕様 — 見ない限り完全停止する。 攻撃は 近接 RED 7-9 と 丸鋸の連続攻撃(RED 2-3 ×多数 / 総計 70-80)。丸鋸の射程は広く、放置で深刻な削りを受ける。 "目を逸らせば消える、しかし目を逸らした隙に他の場所で何かが起きる" という監視ジレンマの体現。
"あなたは、これを見たいのですか?"
"見ないでいられないのは、あなたの中にも、同じ感情があるからです"
——他人の不幸を見る目は、いつも、見られている。
① 作業中の視界:本体を カメラ視界に入れたままにすると 5 秒毎にクリフォト -1。
② カウンター 0:脱走 → 脚部を展開して施設を徘徊する。
③ 視界依存行動:脱走中も カメラ視界内でのみ行動。視界外なら停止 = 無害化。
④ 近接攻撃:RED 7-9 の単発打撃。HP 低めな職員には致命的。
⑤ 丸鋸攻撃:RED 2-3 ×多数(総計 70-80)。広範囲・放置で部門壊滅。
⑥ 鎮圧戦略:カメラを切り替えて 視界外に追い出し停止させる。本能 0% / 抑圧 Lv.5 が安定。
RED 耐性の高い、抑圧 Lv.5 / 洞察 Lv.4-5 の職員。 管理者プレイヤー側の カメラ操作スキルが運用の鍵 — 視界依存の仕様を理解し、見ない選択を取れるかどうか。 "見たいのに、見てはいけない" という管理者の倫理的試練そのもの。
本アブノーマリティは、ドイツ語 "Schadenfreude"(他人の不幸を喜ぶ感情)を直接モチーフとする。 "視界に入れたまま = 見続ける" ことでカウンターが減少する仕様は、"他人の不幸を見続ける視線そのものが、災厄を呼び寄せる" というネガティブ感情の自家発電装置のメタファー。 脱走時に カメラ視界内でのみ行動する逆転仕様は、"監視されている時にだけ、人は悪を演じる" という社会心理学的な観察 — パノプティコン理論の反転 — を含意する。 HE 級・カメラ操作という管理者側のスキルを問う設計は、ロボトミー世界における "観測者の倫理" を最も直接的に問う個体のひとつ。