「あなたの行動は、矯正される必要があります」
装着すると、速くなる。鋭くなる。けれど、思考は、ゆっくりと、消えていく。
頭部に装着する金属製の矯正装置。TETH 級・ツール型。脱走しない。 装着すると 攻撃速度 +15、移動速度 +15 の強力な戦闘ブーストを得るが、代償として 最大 MP -10。 装着 30 秒以内に返却命令を出すと、装着者は即パニックに陥り、自らの眼球を抉って死亡する。
装着中にパニックに陥った場合も即死。MP が 0 の状態で装着していても パニック死。 長時間使用すると、装着者は 思考力を失う演出が入る — "矯正" の本来の意味通り、装着者の精神は徐々に削られていく。 短時間の戦闘支援装備として優秀だが、使うほどに人間性を失う典型的な Project Moon 装備。
"矯正は、思考を奪うことから始まる"
"あなたが何を考えなくなったか、それは、もう、あなたには分からない"
——速く動けるようになった、その代わりに、何かが消えていく。
① 装着効果:攻撃速度 +15 / 移動速度 +15 / 最大 MP -10。戦闘員強化として強力。
② 30 秒ルール:30 秒以内の返却命令 → 眼球を抉って即死。
③ パニック死:装着中にパニック発生 → 即死(演出は同じ)。
④ MP 0 死:MP 0 状態で装着し続ける → パニック死。MP 高い職員に持たせる。
⑤ 思考力喪失:長時間使用で 装着者の思考力が失われる演出(実害は発生しないがロール演出)。
⑥ 安全な解除:30 秒経過 + MP > 0 + パニック未発生。三条件すべて満たすこと。
MP(SP)が高く、パニックしにくい Lv.2 以上の戦闘員。 攻撃速度を活かせる前線職員、短時間の戦闘支援が必要な場面 — 大暴走時、ALEPH 鎮圧時、CENSORED 鎮圧時 — などで真価を発揮する。 狂研究者のノート(爆発)/ Heart of Aspiration(パニック)/ Behavior Adjustment(眼球抉り)の三装備は、装着規約を取り違えると即事故するため運用ルールを徹底する。
本アブノーマリティは、"矯正" 装置 — ロボトミー手術・電気ショック療法・行動主義心理学などの歴史的精神医療への批判をモチーフとする。 ゲームタイトル "Lobotomy Corporation" 自体が ロボトミー手術に由来することを考えると、本装備は ゲーム全体のメタ的な自己言及装備と読める。 "速くなる、鋭くなる、しかし思考は失われる" という仕様は、"効率化と引き換えに人間性を奪う産業労働" のメタファーであり、Project Moon の中核テーマである "管理の倫理" を最も直接的に体現する個体のひとつ。 30 秒ルール / MP 0 ルールという厳格な使用条件は、"管理者は装備を使う者の精神状態を常に監視せよ" という労務管理の戯画でもある。