処方は単純である。
恐怖を覆う仮面を一つ、息を漏らす嘴を一つ、
そして ——洗礼の手を、十二人分。
長い嘴の白いマスクと、黒い長衣をまとう 中世のペスト医師の姿で収容されている。 ZAYIN 級 — つまり危険度は低いはずなのに、彼の存在は施設のどの個体よりも 長期的な脅威を孕んでいる。
作業結果が Good で、彼は職員に 洗礼を授ける。洗礼を受けた職員はギフト「Bless」を獲得し、全能力 +6 という強力な恩恵を得る。 だが洗礼が 12 人に達した瞬間、彼は使徒たちの集合点となり、施設に WhiteNight(白夜)を呼び寄せる。
中世、彼らは死を運ぶ手であり、同時に死を遠ざける唯一の希望でもあった。
嘴の中には香草が詰められていた。それで防げると、皆が信じていた。
——信じていたから、近づくことができた。それが、何かの始まりだった。
洞察・愛着・抑圧すべて 60% で平坦に安定。本能のみ 40% でやや劣る。Lv による変動はほぼないため、低 Lv の職員でも安全に運用できる ZAYIN 級らしい挙動。
| 作業傾向 | 適性 | 全 Lv 共通 |
|---|---|---|
| 本能 | 普通 | 40% |
| 洞察 | 高(安定) | 60% |
| 愛着 | 高(安定) | 60% |
| 抑圧 | 高(安定) | 60% |
洗礼の発動: 作業結果が Good になると、職員は洗礼を受け ギフト「Bless」を獲得する。 洗礼を受けた職員は、その後ペスト医師に対して作業ができなくなる(ギフト保持中)。
クリフォト 0: 悪い結果でクリフォトが 0 に落ちると、ランダムな職員が 強制的に収容室へ引き寄せられ、洗礼される。職員の意思は無視される。
日跨ぎのシャッフル: 日終了・再起動で収容室の位置がランダムに入れ替わる。 配置している職員リストを定期的に確認しないと、想定外の職員が洗礼を受ける事故が起きる。
12 名洗礼で WhiteNight 化: 累計 12 名が洗礼を受けると、彼らは 使徒として再構成され、ペスト医師は WhiteNight(白夜 / ALEPH)に変貌する。 施設全域への PALE 波動と十二使徒の徘徊が始まる。
WHITE 耐性のある、洞察・愛着・抑圧が得意な職員。 洗礼戦略を意識して、"洗礼を受けても問題ない予備要員" をローテーションさせるのが安定運用のコツ。 ZAYIN 級だが、本作で最も 長期計画が要求される個体の一つ。
本アブノーマリティは、17 世紀ヨーロッパのペスト医師を起源とする。 鳥の嘴を模した長いマスクの中には、香草・ハーブが詰められ、それが 悪い空気(瘴気)から医師を守ると信じられていた。 彼らの存在は、死神の形象と同義に語られた歴史を持つ。
本作の文脈では、彼は WhiteNight への前駆体として配置されている。 12 名の洗礼 = キリストと十二使徒のメタファー、ペスト医師の死神性 = 救世主の二面性 — Project Moon の宗教モチーフ群の中で、 ZAYIN 級ながら 最も大きな終末の引き金を握る個体。