// SUBJECT'S BODY: HUMANOID
// SUBJECT'S FACE: NOT YOURS
// SUBJECT'S RESPONSE TO FAILURE: BECOMES YOURS
Nothing There は、人型の輪郭をした、しかし人ではない存在。 姿形は曖昧で、近づいた職員の精神状態に応じて少しずつ印象を変える。 ALEPH 級の中でも特に "作業の失敗そのものが致命的" な、Project Moon の代表的なクリーピー個体。
作業中に職員が パニック・死亡・Bad 結果のいずれかを引き起こすと、 彼は瞬時にその職員を 食い殺し、姿を模倣する。 模倣中の彼に対して "処分モード" が起動するが、10 秒以内に射殺できなければ、彼は施設に解き放たれる。
最初の事故は、模倣を見抜けなかった職員から始まる。
二番目の事故は、模倣を見抜けても撃てなかった射手から始まる。
三番目以降は——もう、施設の話ではない。
本能 Lv.4 以上、愛着が安定する。洞察・抑圧は全 Lv で 0%。 正義ランク 3 以下の職員は 作業した瞬間にカウンター 0になるため、Lv.4 以上のベテランのみが触れる。
| 作業傾向 | 適性 | Lv.1 | Lv.3 | Lv.5 |
|---|---|---|---|---|
| 本能 | 普通(Lv4↑) | 0% | 35% | 45% |
| 洞察 | 完全失敗 | 0% | 0% | 0% |
| 愛着 | 普通(平坦) | 50% | 50% | 50% |
| 抑圧 | 完全失敗 | 0% | 0% | 0% |
① 模倣(Mimicry): Bad 結果 / 作業中死亡 / パニックのいずれかが発生すると、職員は即死し、Nothing There はその姿を模倣する。 模倣の発動率は 勇気ランク × 0.2 の係数で決まる。勇気ランク 3 以下は 入室即パニックのため絶対に作業させない。
② 処分モード: 模倣中の作業で別の職員がパニックすると、処分モードが発動。 10 秒以内に射殺(10000 ダメージの処分弾)すれば収容室へ帰還。失敗するとカウンターが 0 になり、本格脱走へ。
③ 脱走: 処分失敗で、Nothing There はランダムな位置から施設に出る。 3 形態に順次変化しながら、アブノーマリティを含む全存在を攻撃する。
勇気ランク 4〜5、HP / SP に余裕のある Lv.5 上位職員のみで運用。 処分モード発動時の射殺要員も、常時待機させておく。 施設の中で最も "安全マージンが薄い" 個体の一つ。
Nothing There は、童話・神話・伝説に直接の起源を持たない、Project Moon オリジナルのコズミックホラー的存在。 "姿形が定かでない人型の何か" — その曖昧さは、恐怖の対象が具体的でない時、人は最大の恐怖を感じるという人間心理の構造そのものを利用している。
模倣機構は、「身近な人間の姿をした、別の何か」という古典的なドッペルゲンガー / 民話の置換生物(チェンジリング)モチーフを、 ゲームシステムに落とし込んだ形。E.G.O「Mimicry」の "HP 回復量 +5%" という効果は、 "自分の姿を保つことで自分を回復する" という不気味な暗喩を含んでいる。