二回目に近づいた者には、もう逃げ場がない。
柔らかい腕は、骨ごと抱きしめる。
暗い茶色の毛皮、ガラスの瞳、笑顔の縫い目を持つ 大型のテディベア。 HE 級。脱走しない。クリフォトカウンターも持たない。 作業適性表だけ見れば穏やかな相手だが、"同じ職員が連続で 2 回作業すると即死する" という単純で残酷な仕様を持つ。
"抱きしめ殺し"。柔らかさが、二度目の触れ合いで圧迫に変わる。 連続作業中も暴走ゲージは進むため、気軽に "もう一度抱きしめさせよう" としない運用が前提。
子供の頃、テディは何度抱きしめても何も言わなかった。
大人になって戻ってきたら、二度目の腕は、もう自分の意志で動いていた。
——優しさは、与えられすぎると、別のものになる。
| 作業傾向 | 適性 | Lv.1-3 | Lv.4-5 |
|---|---|---|---|
| 本能 | 完全失敗 | 0% | 0% |
| 洞察 | 普通(低 Lv) | 40-45% | 35% |
| 愛着 | 高(最安定) | 60% | 45-50% |
| 抑圧 | 普通 | 40-45% | 35-40% |
連続作業即死: 同じ職員が 2 回連続で作業すると、テディは その職員を抱きしめて殺す。 連続作業中も作業扱いになり暴走ゲージは進む。
解除方法: 別職員を 1 回挟むだけで、連続作業判定はリセットされる。 "同職員 → 別職員 → 同職員" の順なら安全。
愛着が得意な低リスク職員。2 名以上のローテーションを組むのが鉄則。
本アブノーマリティは、20 世紀以降の "テディベア文化"を起源とする。 セオドア・ルーズベルト大統領由来の名を持つ、子供の安心の象徴。 本作の彼は、"安心の象徴が抱擁を返す側になる" 反転として配置されている。 連続作業即死の仕様は、"優しすぎるものへの依存が殺す" という普遍的な比喩そのもの。