// SUBJECT'S BRAIN: REMOVED.
// SUBJECT'S RESPONSE: STILL WALKING.
// SUBJECT'S MEMORY: INTACT.
金属化した頭部を持つ、痩せた人型のアブノーマリティ。 その素性は施設に来る前から既に "後戻りのきかない" 場所まで進んでいた。 感情を欠いた連続殺人者として連邦刑務所に収監され、死刑が確定した直後、未知の疾患研究の被験体として "活用された"個体である。
実験の最中、彼は研究者の一人を死亡させた。 プロジェクトは中止され、彼の脳は摘出され、解剖された。それでも彼は死ななかった。 脳のない体が、金属の頭で歩き続けている。 トラウマも妄想も、脳ではなく金属の容器に染み込んでいた。
脳はもう、ありません。
それでも彼は、自分が誰を殺したかを覚えている。
——記憶とは、どこに保管されているものなのでしょう?
私たちは、いつも間違った場所を探しています。
本能 Lv.1〜2が最も安定し、60% で Good を狙える。 洞察・愛着は中庸、抑圧 Lv.4 以上は完全失敗(−80%)に振れるため絶対に選ばない。 低 Lv 職員でこなしやすい個体であり、序盤の主戦力収容物として優秀。
| 作業傾向 | 適性 | Lv.1 | Lv.3 | Lv.5 |
|---|---|---|---|---|
| 本能 | 高(低Lv) | 60% | 50% | 50% |
| 洞察 | 普通〜低 | 40% | 30% | 30% |
| 愛着 | 普通 | 50% | 40% | 40% |
| 抑圧 | Lv↑で完全失敗 | 30% | 0% | −80% |
カウンターは 初期値 1 / 最大 1。 Bad 結果(PE 0〜6)でカウンターが減少し、0 に達すると 収容室の扉を内側から押し開けて施設に出てくる。
脱走中の挙動はシンプル — 近くの職員に近接攻撃を仕掛ける。 金属化した頭で殴る攻撃で、RED 3〜5 ダメージ。 HP は 270 と低めで、BLACK(×1.5)・PALE(×2.0)の弱点を突けば短時間で鎮圧可能。
このアブノーマリティの脅威は 挙動そのものではない。 背景にある "研究者は人を物として扱った" という事実が、収容している側の管理人にも問われる構造に組み込まれている。
RED 耐性のある、本能が伸びている Lv.1〜2 職員。 Day 序盤の安定 PE 供給源として優秀で、新人の育成日課に組み込みやすい。 鎮圧用に BLACK / PALE 武器を持った隣接部署員を1〜2名予備配置。
Forsaken Murderer は、童話・神話を起源としない数少ない TETH 級アブノーマリティの一つである。 コードプレフィックス "T-" は Trauma(トラウマ)由来を意味し、 この個体の存在そのものが、人間が他の人間に与えたトラウマの結晶であることを示している。
死刑囚を被験体として "活用" する研究施設、感情を欠いた殺人者、脳の摘出後にも続く存在 — Project Moon が描く都市世界には、こうした "科学と倫理の境界が消えた場所" が多く登場する。 E.G.O「Regret(後悔)」は、対象個体ではなく、彼を被験体に選んだ側の感情を象徴する装備品である。