Hollow Knight/ NPC/ 古の存在
// NPC — 女王の庭の最奥・自ら拘束を選んだ者

白いレディ

White Lady
わたしはここに囚われているように見えますか?これはわたし自身が選んでそうしているのです。わたしは自分で、自分を拘束することを望んだのです。 — 白いレディ
場所女王の庭・最奥
守護者烈火のドライヤ(五騎士)
夢見の釘心を読まれていると気づく
繊細な花特別台詞あり
実はソウル攻撃完全無効
I概要
// 女王の庭の最奥に隠棲
巨大な力を持つ存在だが、自らの意思で身体を拘束している。かつて「烈火の」ドライヤ(五騎士の一体)によって守護されていた。
// 夢見の釘について
夢見の釘を当てると、心を読まれていることを彼女自身が認識しているという台詞が返ってくる。「刃によって封印は破られるでしょう」という謎めいた言葉を残す。
// 条件別台詞
守護者の紋章・王の魂・虚無の心・グリムの子の同行など多岐にわたる条件で台詞が変化する。いずれの条件も満たさない場合は6回目以降の通常台詞のみ。
// 繊細な花
繊細な花を持った状態で話しかけると特別台詞が聞ける。受け取りは断られる。
II台詞 — 通常会話
// 1回目
おお!来たのですね。はるばる歩き、こんなところまで。わたしの助けを求めにきたのですか?それとも歩んだ道が偶然にもここにつながったということですか?

わたしは確かに、あなたを待っていたました。いえ、そのいい方は正確ではありませんね。わたしはあなたのような、真の者を待っていたのです。

わたしはあなたのような者に渡すため、ずっとこれを持っていました。これは半分ですが、ひとつになれば、大いなる力が授けられるでしょう。そしてあなたの歩む道には、大いなる力が必要です。
// 2回目
あなたは"性を持つ子"と相対したようですね。彼女は強い心と身体をもつ、手ごわい相手。その母にとてもよく似ている。もっとも彼女が母と過ごした時間はかぎられていましたが。

王が取引の一環としてあの情事をおこなったことを、わたしは恨んでいません。むしろ、その結果生まれたあの子に対しては愛情すら覚えたほど。もしあなたたちの道が交わることがあれば、あの子はあなたの心強い仲間となるかもしれません。
// 3回目
わたしの根を通して、わたしは器が弱っているのをはっきりと感じます。そして、そのような状態から生み出される道はふたつしかありません。

ひとつは現在のまま衰退が続き、あらゆる精神が悪しき病に屈する道。しかしわたしはもうひとつの道を選びたい。そしてその実現と、置き換えのために、そなたの助けが必要なのです。

どうか器をうばってください。その力はあやまってとらえられ、けがされてしまった。しかしあなたはそのようなけがれとは無縁です。あなたなら、あれを自らに内包することができます。
// 4回目
警告しておきます。器そのものは弱くとも、その中に込められた力は強力です。よって器の置き換えには、大きな力が必要となります。実行の前にはしっかりと準備をするべきでしょう。
// 5回目
しっかり準備をし、しかし時間をかけすぎないように。早まって器を破壊すれば、歳月によってつちかわれた怒りや力とともに、病が解き放たれることとなるでしょう。
// 6回目以降(通常)
わたしはここに囚われているように見えますか?これはわたし自身が選んでそうしているのです。わたしは自分で、自分を拘束することを望んだのです。

わたしはかつて恥ずべきおこないをしました。そしてこの拘束は、それを二度と繰り返さないようにするためです。今でも欲求は存在し、これからも存在し続けるでしょう。大地に種をばらまき、自らを繁殖させたいという欲求が。
// 夢見の釘
そなたは心にふれることができるのですか?ならばその刃によって封印は破られるでしょう。
III台詞 — 条件別
// 1回目
その匂い...あなたは仲間を連れているのですか?わたしの強靭なる騎士オグリム、あなたなのですか?私にはあなたが見えません。時が私の目を曇らせてしまったのです。あなたの力強い声でさえ、今の私には聞こえません。私に見えるのはこの小さきものだけ。それはこの者が私の一部を含むからなのかもしれません。

霧に包まれた世界の中で、この者だけがはっきりと見えるのです。ああ...この匂いは楽しい記憶を呼び起こさせます。私たちが共に過ごしたのは短い間でしたが、今のこの廃墟のような時間と比べ、それはなんと輝かしい時間であったことか。私はこのような姿となってしまいましたが、それでもあなたが訪ねてきてくれたこと、嬉しく思います。
// 2回目
親愛なるオグリム、ここに来る途中でドライヤに会ったでしょう?彼女は本当に長い間わたしを守ってくれているのです。その厳しい外見に似合わず、彼女はいつもわたしを気にかけてくれます。同胞の騎士との再会は、彼女にとってもとても嬉しいことのはず。
// 王の魂
ああ!砕けたソウルが再びひとつになったというのですね。なんという力、なんという決意、なんという献身!そなたは単なる器以上の存在だと?まるでわたしの愛したウィルムが目の前にいるようです。

王の魂…その中心にはいったいなにがあるのか?もし好奇心がいざなえば、あなたはあの場所を探し出すかもしれない。あなたが生まれ、死に、始まったあの場所を…
// 虚無の心
その脈動する空虚さ…その発見により変形を得たようですね。なにかを感じますか?勝利の喜び?それとも憎しみ?感じているのであれば、わたしにはそれを読み取れません。

わたしたちの王国の運命、ハロウネストの未来は今、あなたの手ににぎられています。
// グリムの子同行中
おお、その横に連れている生き物…友と呼ぶには純情が過ぎるものの、あなたたちには…共通項もある。ただしそのつながりは遠く、一言で説明できるほど明確なものではない。

それがあなたについて動いているということは…あなたはあの緋色の一族の儀式に取り込まれたということですね。彼らはなぜこのような時期に、わたしたちの廃墟に姿を現したのでしょう。彼らの布教に力を貸すのはかまいませんが、あなたにはより大きな任務があることも忘れなきよう。
// 儀式エンド後・グリムの子同行中
あなたのお供の目は、見知った炎によって燃えている…わたしが生み出したものが、緋色の心にとっての成功をもたらすとは、これまた皮肉なこと。

小さき生き物よ、わたしはあなたと、あなたの未来を知っています。あなたはすべてでひとつ。一族であり長。しかしこの土地が、このような風変わりなものを王として抱くことは決してないでしょう。
// 繊細な花を持参した場合
ああ、なんと貴重な贈り物でしょう。でも残念ながら、わたしには受け取れません。

静かな土地の美しい騎士、愛されしその者によって、はるばるこの場所まで届けられたその花。それはわたしや、この王国の創造物ではありません。その繊細な花びらには、希少な力が宿っています。その資質を知ってしまえば、もはや近づくことはできぬほど…
IV小ネタ・考察
// ソウル攻撃完全無効
ドライヤによる守護を失った状態で無防備に見えるが、ソウル技(シェイドソウル等)を当てると魔法的なバリアによって完全にガードされ、傷ひとつつけることができない。
// エンディング5との関係
白いレディが言う「その資質を知ってしまえば、もはや近づくことはできぬほど…」という台詞は、神の家クリア後のエンディング5(神を求む者に花を渡した後にハロウネストの神殿をクリア)のムービーで一端を垣間見ることができる。
// 考察
神を求む者が影に呑まれる際、零れた黒い雫が花に触れた瞬間に浄化されているように見える。そして花は光を放ちながら地面に落ちる。繊細な花には虚無(カゲ)に対抗する希少な力が宿っているのかもしれない。
VLore — 記録
// 自らを拘束する理由
「かつて恥ずべきおこないをした」と語り、自らの繁殖欲求を抑えるために意図的に拘束状態を選んでいる。その「恥ずべきおこない」が何を指すのかは明言されない。
// ウィルムとの関係
王の魂の台詞でプレイヤーを「愛したウィルム」と重ね合わせる。ウィルムがハロウネストの王であることを示唆する台詞であり、白いレディと王の関係の深さを物語っている。
// ムシたちとは異なる存在
ハロウネストの一般的なムシとは根本的に異なる存在であることが示唆されている。具体的な素性は語られないが、「大地に種をばらまき繁殖する」という欲求の性質から、植物的・根源的な古い存在であることが窺える。
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