罪は一つ、善は数えきれず。
それでも、彼の夜は明けない。
収容室に置かれた、簡素な木製の 懺悔台。ZAYIN 級。脱走しない。クリフォトカウンターも持たない。 代わりに、この個体は "職員の精神を回復させる" 数少ないアブノーマリティとして機能する。
Good 結果(PE 8〜9)で作業者の SP 回復、PE 10 で 部門全体の SP 回復。 失敗時の精神ダメージは軽微。新人の育成にも、終盤の精神管理にも使える、施設で最も "優しい" 個体の一つ。
何百もの善行を積んだとしても、たった一つの罪は消えない。
それでも、人は数を数えるのを止められない。
——彼にとっての懺悔とは、その数を一つだけ忘れる時間である。
| 作業傾向 | 適性 | Lv.1 | Lv.5 |
|---|---|---|---|
| 本能 | 普通(低Lv で高い) | 50% | 30% |
| 洞察 | 高(低 Lv で 70%) | 70% | 50% |
| 愛着 | 高(最安定) | 70% | 70% |
| 抑圧 | 低(Lv↑で減少) | 50% | 30% |
Good 結果による回復: PE 8〜9 で作業者の SP が回復、PE 10 で部門全体の SP が回復。 施設で数少ない、明確に "プラス" の効果を持つ個体。
白夜暴走時: WhiteNight が降臨している間、この個体への作業が "懺悔" に変化し、 作業を行うと 白夜が即座に鎮圧される。終末対策の隠し玉として機能する。
愛着が得意な職員、または SP の低い職員(回復目的)。 白夜対策として、専任職員を 1 名常時配置する運用が望ましい。
本アブノーマリティは、カトリック教会の懺悔(告解)秘跡を起源としている。 "罪の告白によって魂が清められる" という宗教儀礼の構造を、Project Moon は "作業 = 懺悔" → "SP 回復" という形でゲームシステムに落とし込んだ。
白夜(救世主)の降臨に対して懺悔台が 対抗手段として機能する設計は、 "救済を語る者" と "罪を語る者" の間の力学を直接的に表現している。罪を認める行為だけが、押し付けられた救済を退ける手段だという構造。