「もう一曲、聴かせて」
鳥の仮面の老婦人は微笑む。3 回目の演奏が始まった瞬間、彼女は外に出る。
鳥の仮面をつけた老婦人。WAW 級。彼女の "洞察" 作業は "演奏" に置換される。 演奏作業は 1 回ごとにクリフォトカウンター -1、悪結果・普通結果(30%)でも減少。3 回目の演奏を開始した瞬間、即カウンター 0 = 脱走確定。
演奏中は 全職員に 自制+5、正義+5 の支援が入る代わりに、演奏者の HP が 50% 消耗。 慎重ランク 2 以下は演奏後にパニック。脱走中は 強制的にピアノ BGM が施設に流れ、演奏者は拘束されて 3 秒ごとに 4-5 BLACK ダメージ。 脱走時の戦闘力は実質 HE 相当。95 秒の演奏で自動帰還するため、急いで鎮圧する必要はない。
"もう一曲、お願い"
"——けれど、3 曲目は、家の外で弾かなければならない"
月の涙は、夜の街を歩きながら、ピアノを探している。
① 演奏 1 回:カウンター -1、職員全員に 自制 +5 / 正義 +5(演奏中のみ)、演奏者 HP -50%。
② 慎重 2 以下:演奏終了後にパニック。慎重 3+ を必ず選ぶ。
③ 3 回目の演奏:開始した瞬間にカウンター 0 = 脱走確定。
④ 脱走中の演奏者:拘束され、3 秒ごとに 4-5 BLACK ダメージ。HP 管理が重要。
⑤ 自動帰還:演奏終了(95 秒)で自動で収容室へ戻る。急いで鎮圧する必要はない。
⑥ 戦闘力:RED 14-16 / BLACK 30-45。実質 HE 相当で、PALE ×1.5 が弱点。
慎重ランク 3 以上、WHITE 耐性高め、HP の高い Lv.4 主力。 演奏後の HP 50% 消耗を考慮し、HP 上限が高い職員を充てる。
本アブノーマリティは、"El Llanto de la Luna"(月の涙)というスペイン語タイトルからも分かる通り、ラテン文化圏の月信仰と老女の鳥仮面伝承を融合したモチーフ。 "鳥の仮面の老婦人がピアノを弾く" という意匠は、ベネズエラ民謡『Llorando se fue(泣きながら去っていった)』 → ランバダの系譜にある "失恋した女性が月光の下で歌う" モチーフを変奏したもの。 演奏中に全職員の自制・正義が +5 される仕様は、"音楽は規律を強化するが、3 回目で必ず外へ漏れ出す" という、"美しさは封じ込められない" という Project Moon 的なテーマ。 WAW 級でありながら戦闘力が HE 相当という設計は、"恐ろしいのは強さではなく、その存在感そのもの" という収容物の本質を体現している。