「もっと祈れ。もっと深く、長く、祈れ」
偶像はそう囁く。20 秒未満で離れた者は死に、90 秒を越えた者は施設ごと崩壊させる。
頭部のない肉の塔、その前に跪き祈る者を要求する偶像。WAW 級。脱走しない。 祈祷者は 5 秒ごとにランダム属性の 7 ダメージを受け続け、祈祷時間が長いほど施設への恩恵が拡大する。 ただし 祈祷者は必ず死ぬ前提の運用 — 替えの効く戦闘員を生贄として捧げる、典型的な ALEPH 直前級の悪魔的装置。
祈祷時間は 4 段階:20 秒未満で中断 = 祈祷者即死、21-44 秒 = 全職員(祈祷者除く)HP 回復、45-89 秒 = 全 HP/MP 回復、90 秒以上 = 祈祷者死亡+全アブノーマリティ脱走。 日跨ぎは "20 秒未満扱い" でカウントされるため、祈祷中に日が変わる構成は事故確定。
"祈れ。お前の苦痛が、他の誰かの傷を癒すために"
"——けれど、長く祈りすぎてはならない。神は、過剰な信仰を許さない"
偶像は時間を測っている。生贄の血が、ちょうど良い量になる瞬間を。
① 祈祷ダメージ:5 秒ごとにランダム属性 7 ダメージ。HP/SP 高い職員必須。
② 0-19 秒:中断 = 祈祷者即死。中途半端は許されない。
③ 21-44 秒:全職員(祈祷者除く)HP 回復。中規模回復装置として優秀。
④ 45-89 秒:全職員 HP/MP 全体回復。最も効率的な運用ゾーン。
⑤ 90 秒以上:祈祷者死亡+全アブノーマリティのカウンター 0。施設崩壊。
⑥ 日跨ぎ罠:日終了で祈祷時間がリセット → 20 秒未満扱い → 祈祷者即死。
HP / SP が高く、RED / WHITE / BLACK / PALE すべてにバランス良く耐性のある Lv.4 以上職員。 死亡前提のため、替えの効く中堅戦闘員を生贄として運用する。 管理者プレイヤー側のタイマー意識が運用の核 — "45 秒スタート、85 秒で解除" が安全帯。
本アブノーマリティは、"信仰の経済学" — 祈りの時間が恩恵に変換される宗教的取引をモチーフとする。 肉の塊として偶像化された姿は、ヒエロニムス・ボスやフランシス・ベーコンの絵画的な肉体崩壊像を思わせる。 "祈祷者は必ず死ぬ" 前提の設計は、"信仰には犠牲が要る" という前近代宗教の本質を、ロボトミー世界の労務管理へ翻訳したもの。 WAW 級・ツール型でありながら、20 秒 / 45 秒 / 90 秒という三段階の時間ゲートは、Project Moon 特有の "数値で語る倫理" の典型例。