Hollow Knight/ NPC/ 旅人
// NPC — 旅する探索者

クィレル

Quirrel
拙者がいかに褒めたたえようと、そなたは沈黙で答えるのみというわけか。小気味よいことだ。まったく小気味よい。美しい… — クィレル、青い湖にて
種別旅人・探索者
出現エリア7箇所
助太刀教師の書庫(ウーム―戦)
最終地安息の地・青い湖
夢見の釘全エリアで対応
I概要
// ストーリーに寄り添う旅人
主人公の進行に合わせて各地に現れるNPC。訪れるタイミング次第では会えないエリアもあるが、霧の渓谷の教師の書庫前では必ず遭遇できる
// モノモンとの因縁
かつて"教師"モノモンの封印に手を貸した過去を持つ。その記憶は失われていたが、水晶山で取り戻し、最後の任務を全うする。
// 会えない場合があるエリア
忘れられた交叉路・緑の道・胞子の森(2箇所)・水晶山・暗闇の巣はタイミング次第でスキップされることがある。
// 最後の場所
安息の地の青い湖。一度話した後エリアを移動して戻ると、そこにあるのは釘だけ。ゲーム屈指の余韻を残す幕切れ。
// 助太刀:教師の書庫 ウーム―戦
教師の書庫ボス・ウーム―との戦闘にクィレルが加勢する。触手を釘で切断しながら戦い続け、主人公が倒れても独力で戦闘を維持する頼もしい味方。
II台詞 — エリア別
// 初回
ほう、これは嬉しきこと。この忘れられた道で、自分以外の放浪者と出会うとは。身体は小さくとも、そなたからは強さを感じる。

拙者の名はクィレル。未踏の地を探索することを、喜びとしている。この古代王国には多くの素晴らしい謎が秘められているが、その中でも特に興味深いものが、いま我々の目の前にある。

王国の廃墟の中に置かれた、巨大な石の卵。しかもこの卵は…熱を持っているのか?なんとも独特な空気を放っている。これは開けられるのだろうか?奇妙な模様が描かれているが…拙者はこうした謎をこよなく愛する。これより下では、どのような驚きが待っているのか…
// 2回目
拙者はずっとこの土地に惹かれていた。驚きと恐怖にみちた、様々な物語を耳にしていたのでな。そしてついに我慢ができなくなり、おのれの目で確かめることにしたというわけだ。そうして来てみれば、なんということか。この場所は死の眠りからさめているではないか!生物は猛り、土は振動し、空気はその濃さを増している。いったいなにがこのような事態をもたらしたのだ?
// 3回目
その古びた釘だけでこの場所を生き抜くことは難しかろう。だが心配はいらぬ。使えるものはそこらにある。これまでに多くの者がこの土地を訪れた。多くは我々よりも上等な装備を身につけていたが、そのほとんどが悲惨な最期をむかえた。同じ探索者である我々が彼らの品をいただいたとしても、文句はいわれまい。それは死者から重荷を取り去ってやる行為でもある。
// 4回目
この上にある町には行ったか?なんとも陰気な場所だな。すぐ下にはこのように素晴らしい場所が隠されているというのに!だからこそ皆この洞穴に降りたのであろう。この場所がもたらす可能性にあらがえる者など、おらぬだろうからな。
// 5回目以降
まことに素晴らしい…
// 夢見の釘
この感覚はなんだ?非常になじみ深く、前に引き寄せつつも拒絶する。そして扉の上のあの形…見ていると心が霧に包まれるようでもある。
// 初回
おお、そなたか。互いに道からずいぶん離れたところまで来たものだな。あのような埃にまみれた道が、このように豊かな緑に包まれた場所につながっているとは、まったく信じられぬ。ここはなんらかの社だったようだが、崇拝の対象もすでに忘れ去られて久しいようだ。しばし休息する場所としては悪くない。
// 2回目
外で変わった男を見かけた。ただじっと湖を眺めているようでな…挨拶をしようと思ったのだが、どんな展開になるかもわからぬので、事前に釘を研いでおこうと思ったのだ。
// 3回目
そなたの釘も上等だが、大分痛んでいるようだな。地上ではそれでも問題なかったであろう。だがここには上の世界とは比べものにならぬ危険が待ち受けている。
// 4回目
我々のような注意深き探索者にとって、ハロウネストは最高の場所だ。この上ない緊張にあふれたこの土地では、気のゆるみが即座に死につながる。
// 夢見の釘
あの湖…その深くにかつて偉大なる存在が眠っていた…はて?拙者はなぜそのようなことを知っている?
// 女王の駅・初回
驚きだな。胞子の中を降りた先で、巨大なスタグの駅を発見するとは。こんな奥地にこのようなものを建造するとは、ハロウネストのムシたちも大したものだ。危険な獣たちも、まだここには巣食っていないようだ。一休みするにはよい場所だな。
// 女王の駅・2回目
この駅が賑やかかりし頃を想像できるか?大勢のムシたちが王国を旅し、スタグの鐘が鳴り響き、駅は活気でみちていた…だが今では、この場所を知るのは我々くらいのものだ。ある意味では特権だな。朽ち果てているとはいえ、このような光景を見られるというのは。
// 女王の駅・3回目
かすかに…鐘の音が聴こえる気がしないか?
// 夢見の釘(女王の駅)
あの偉大なスタグたちでさえ、ハロウネストの王に服従した。彼はどのような献身の心を呼び起こしたのか。
// カマキリ族の村・初回
また会ったな。そなたもこの村の住民たちと会ったということか?よそ者に対してはあまり心を開かぬ連中のようだがな。だが彼らは決して狂暴なだけの存在ではない。この空気に含まれる病は弱い獣の心をくもらせるが…彼らはそれに抗っている。彼らは自らの知性と誇りを維持している。そしてその過激な伝統もな。

ひとつ助言をしよう。彼らの長に挑むつもりならば、そなたの鈍った釘では不十分かもしれぬ。この近くにはハロウネストの古い都があり、そこには釘鍛冶が住んでいるという。彼を訪ねれば、そなたの旅は今よりずっと楽になるかもしれぬ。
// カマキリ族の村・2回目
拙者の道もまたその偉大なる都へと続いている。もしそなたが釘鍛冶を探すのであれば、我々の道が再び交わうまでに時間はかからないだろう。
// 夢見の釘(カマキリ族の村)
しかし拙者は誰から釘鍛冶について聞いたのだ?それは憶えていないのに、釘鍛冶の姿はしっかりと思い浮かべることができる…
// 初回
大した眺めではないか。そなたがこの光明を放つ洞穴を生き延びたこと、決して意外ではない。そなたからは強力な気を感じる。そのように小さな身体をしていなければ、大きな威圧感を他者に与えていたであろう。
// 2回目
そなたは悲しみを覚えたか?終わりなき労働に従事するあの採掘者たちを見て?彼らは抜け殻と化しながら、強い目的意識に突き動かされている。水晶には、ある種の力が含まれているという。とはいえ、かつて都の民がつかさどったソウルほど強力ではなく、命を落とす危険もずっと少ないようだが。

…はて、拙者はなぜこのようなことを知っている?いったいどこでこのような知識を得たのだ?
// 3回目
この高さからだと、あの小さな町の灯りが豆粒のように見える。あの町の住民は、まわりにこのように広大な世界が広がっていることを、想像すらできぬにちがいない。
// 4回目
まるで豆粒のように…
// 夢見の釘
…ここの風は孤独に泣いている。拙者は頭上に岩があったほうが落ち着くようだ。
// 初回
おう、そなたか。まことに驚きであるな。獣の巣の中に、このように温かく、くつろげる場所が存在するとは。ここら一帯が非常に危険な場所であることに疑いはない。そしてこの巣の奥には村があり、その住民はハロウネストの王を受け入れなかった者たちだという。
// 2回目
そなたも湯に浸かったらどうだ?ここは疲れた脚によく効くぞ。
// 夢見の釘
この者も巣の中心で村を探そうとしている、不可思議な理由により、この者は拙者と道を共有しているようだ。
// 初回
この王国は本当に驚きに満ち溢れているな。酸の湖の上に建物が立つとは。このように特異な光景であるにもかかわらず、拙者はこの場所を…知っているような気がするのだ。なにかが拙者の心の中でうずいている。その実体はわからぬが…

拙者をこの地に呼び寄せたのは、探索への欲求だと思っていた。しかし今はそれ以上のなにかがあったようにも感じる。この建物は拙者を呼んでいる…
// 2回目
自分が呼ばれているのを感じる…中に入るべきか?
// 夢見の釘
…拙者をこの場所に導いたのはいったい誰だ?
// 初回(記憶を取り戻したクィレル)
そなたも彼女に呼ばれたというのか?我々がここに同時に到着したのは、偶然ではなかろう。拙者の記憶の多くは空白だが、この場所のことは憶えている。

"教師"はこの空間に王国の知識を保管した。そしてその中枢において、彼女は自らをも保管したのだ。ハロウネストを救うため、"教師"は自らの身体を使って封印をおこなった。そして自らの上にさらなる防御をほどこした。その様子を拙者は憶えていないが、その実行を手伝ったことは確かだ。

彼女はその防御を解除させるために、拙者をここに呼んだのだ。そうすることが、そなたの助けになるとして。
// 夢見の釘を所持していない場合
うむ、だが彼女は依然としてそなたに心を開いていないようだ。最後にして強力な防壁が、まだ彼女を包んでいる。もし彼女の封印を破りたいのであれば、まずその心を開く手段を見つけ出す必要がある。つまりは道具が必要ということだ。

もっとも拙者はこれまでの旅の中で、いまだにそのようなものにめぐりあってはいないが。話によると、この王国には死者の中で生きる蛾がいるらしい。あるいは彼らを探してみてはどうだ?
// 夢見の釘を所持している場合
ためらうことはない。再構築への道を選択したのは彼女だ。拙者ではない。彼女はそなたがやろうとしていることをわかっており、歓迎しているようだ。
// 夢世界から一度戻った場合
なにをためらっている?慈悲は美しい感情だ。しかしこれはやらねばならぬことと、そなたと彼女は同意したはずだ。友よ、勇気を出せ。
// 夢見の釘
このような小さな生き物が王国の運命を背負っているとは…
// モノモン封印解除後
マダムの命は尽き、それと共に彼女がほどこした封印も解かれた。そなたがやろうとしているのは重いことだ。だが拙者はそなたの力を間近で目撃し、彼女もまたそなたの力を信じた。

ゆくがよい。拙者はしばし休む。仕事が終わった途端、自分の歳を思い出した気分だ。
// 最後の台詞
小さき友よ、またしても巡り合ったな。ここで拙者はついに平安を得た。

拙者はこの世界を2度見た。この任務は1度目の記憶を拙者から奪ったが、再びこの世の美しさを目の当たりにできて嬉しく思う。ハロウネストは広大で驚くべき場所だ。だがそのいずれよりも、そなたの存在は興味深い。

フッ、拙者がいかに褒めたたえようと、そなたは沈黙で答えるのみというわけか。小気味よいことだ。まったく小気味よい。美しい…
// 夢見の釘
これだけ長く生きているにもかかわらず、ほんのわずかの記憶しか持たない…それは幸運と思うべきか?すべての悲劇は消去され、拙者の目に映るのは壮大なる美だけ…
IIILore — 記録
// 記憶を失った番人
かつて"教師"モノモンの最後の封印に立ち会い、その記憶を失って旅人として生きてきた。水晶山で記憶を取り戻し、任務を完遂する。記憶を失っていたことが、ハロウネストをもう一度新鮮な目で見られる幸運につながったのかもしれない。
// 青い湖の後
エリアを離れて戻ると、クィレルの姿はなく釘だけが湖畔に残されている。何も説明しない、その静寂こそが彼の結末にふさわしい。
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