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Fe₃O₄ — 原子番号 26 — 天然の磁石

磁鉄鉱

MAGNETITE

天然に磁性を持つ唯一の鉄鉱石。スキャナールームのソナー・引力砲・シーモスソナーモジュールなど、探知・電磁気系の装備すべてに必要な素材。深海の崖・洞窟に分布する。

⚡ 電磁気系装備の核 🏔️ 深海崖・洞窟に分布 🧲 天然磁石 Fe₃O₄
N
🪨
Fe₃O₄
四酸化三鉄 / Magnetite
硬度:5.5〜6.5 (モース) 密度:5.17 g/cm³ 磁性:フェリ磁性 結晶:等軸晶系
産出頻度
★★☆☆☆ 深海に点在
S

分布・入手場所

磁鉄鉱は深海の崖・峡谷・洞窟に多く分布する。浅瀬では見つかりにくく、中〜深深度で採取するタイプの素材。崖の側面や洞窟の壁面にへばりついていることが多い。

深海峡谷・崖
150〜400m
崖の側面に張り付いている。峡谷を泳ぎながら壁面を確認して採取。シーモスで移動しながら狙うと効率的。
マッシュルームフォレスト
100〜250m
巨大キノコが並ぶバイオームの岩盤や根元付近に分布。比較的早期にアクセスできる入手スポット。
溶岩洞窟周辺
600m〜
深部の熱水活動が活発なエリアの岩盤に大量に分布。プローンスーツが必要な終盤ゾーン。
グランドリーフ
200〜400m
巨大な岩礁地帯。磁鉄鉱が岩の表面に露出しており視認しやすい。リーパーに注意。

電磁気系装備への用途

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// ELECTROMAGNETIC EQUIPMENT

磁鉄鉱は「探知・電磁気系」の装備に特化して使われる。磁性を持つ鉱石がソナーや引力系の装備の素材になるのは、現実の電磁気工学と整合している。

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スキャナールーム ソナー
磁鉄鉱×1 + コンピュータチップ×1
スキャナールームのアップグレード。周辺の地形・生物をリアルタイムで探知できる。
🌀
引力砲
磁鉄鉱×2 + バッテリー×1 + チタン×2
物体を引き寄せ・発射できる多目的ツール。岩石の移動・素材回収・ガスポッドの投擲に。
🔊
シーモス ソナーモジュール
磁鉄鉱×1 + 銅線×1
シーモスにソナー機能を追加。周辺の地形をリアルタイムで把握できる。暗い深海の探索に有効。
🧲
サイクロプス ソナー
磁鉄鉱×1 + 高度配線キット×1
サイクロプスのアップグレード。大型潜水艦での深海航行時に周辺を把握。

主な用途

アイテム / 設備必要数重要度備考
引力砲×2S汎用ツールとして超便利
スキャナールーム ソナー×1A拠点の探知能力向上
シーモス ソナーモジュール×1A深海探索の安全性向上
サイクロプス ソナー×1A+高度配線キット×1
サイクロプス シールド×1B電磁気シールド発生
💡 引力砲の意外な活用 引力砲は素材回収だけでなく、ガスポッドを引き寄せて敵に向けて発射するという戦闘的な使い方もできる。また岩石を引き寄せて邪魔な障害物を排除したり、遠くの素材を手元に引き寄せる「延長アーム」的な使い方が探索効率を大幅に上げる。

現実の磁鉄鉱と比べてみると

// REAL WORLD — MAGNETITE (Fe₃O₄)

磁鉄鉱(Fe₃O₄)は自然界に存在する天然の永久磁石。二価の鉄(Fe²⁺)と三価の鉄(Fe³⁺)が共存する複雑な酸化物で、フェリ磁性と呼ばれる特殊な磁気秩序を持つ。地球の地磁気を利用したコンパスの歴史はこの鉱物から始まった。

化学式
Fe₃O₄
磁性の種類
フェリ磁性
硬度(モース)
5.5〜6.5
黒〜鉄黒色

コンパスの歴史とのつながり

紀元前600年
古代ギリシャで磁鉄鉱の磁性が発見される。産地の地名「マグネシア」からMagnetの語源に。
紀元前200年
中国で磁鉄鉱を水に浮かせた原始的なコンパス(司南)が開発される。
1100年頃
ヨーロッパと中国で航海用コンパスが実用化。大航海時代の基礎技術となる。
現代
ハードディスク・MRI・スピーカーなど電磁気応用技術の基盤素材として活躍。
🧲 天然磁石・コンパス 💿 ハードディスク記録媒体 🏥 MRI造影剤(ナノ粒子) 🔊 スピーカー磁石 ⚙️ 製鉄原料(鉄鉱石)

ゲームでソナー・引力砲という「電磁気・探知」系の装備素材に磁鉄鉱が使われているのは、磁性を持つ鉱石という現実の性質を完璧に反映している。現実でもMRI(磁気共鳴画像法)やソナー(音波探知)の技術は電磁気学の応用であり、「磁石→探知装置」という連想はゲームとして非常に説得力がある。