作業を間違えた者の胸には、氷の欠片が一つ。
もう一度間違えた時、女王は彼を城に招待する。
収容室に佇む、銀髪・氷の冠を戴いた 無表情の女王。クリフォトカウンターを持たず、脱走もしない。 だが彼女の与える呪いは、"作業の失敗" という小さな出来事を通して、ゆっくりと施設に蓄積していく。
作業結果が Normal で 50%、Bad で 100% の確率で、職員の胸に 氷の欠片が埋め込まれる。 欠片を持つ職員に再び発動条件が揃った瞬間、彼は 収容室の中で氷漬けになる。 そこに別の職員が踏み込めば、強制的に 決闘が始まる。
心に氷の欠片が刺さった少年は、家族の顔も忘れて、女王の城へ歩いていった。
童話の中で、彼を救ったのは妹の涙だった。
——ここでは、涙の代わりに、勇気ランクの数値が要求される。
洞察 Lv.3 以上で 60〜70% の高成功率。抑圧は全 Lv で 0% のため絶対に選ばない。 本能・愛着は Lv.5 で 50〜60% まで伸びる。低 Lv での作業は氷の欠片埋め込みリスクが極めて高い。
| 作業傾向 | 適性 | Lv.1 | Lv.3 | Lv.5 |
|---|---|---|---|---|
| 本能 | 低(Lv↑で改善) | 30% | 40% | 50% |
| 洞察 | 高(最安定) | 50% | 60% | 70% |
| 愛着 | 普通(Lv5で60%) | 40% | 50% | 60% |
| 抑圧 | 完全失敗 | 0% | 0% | 0% |
氷の欠片の付与: Normal 結果 50%、Bad 結果 100% で、作業した職員の胸に氷の欠片が埋め込まれる(ギフト枠を上書き)。日終了まで残る。
氷漬け: 氷の欠片を持つ職員が再び条件を満たすと、収容室内で氷漬けになり、命令不能になる。
決闘の強制開始: 氷漬け職員のいる部屋に 別の職員が入室すると、決闘が強制的に始まる。 作業終了と同時に勝敗が決まり、勝利で 2 名生還+特別ギフト「冬の残酷さとバラの香りを知るもの」獲得、敗北で 2 名死亡。
勝率は勇気ランクに依存: Lv.1 → 10% / Lv.2 → 30% / Lv.3 → 50% / Lv.4 → 80% / Lv.5 → 100%。 火の鳥スーツ着用者は入室即死のため絶対に入れない。
救出せず日を終えると、氷漬け職員は確定死亡する。
洞察 Lv.3 以上の専任要員+勇気ランク 4〜5 の 救出担当を別フロアに常時待機。 火の鳥スーツの職員リストを別途管理し、Snow Queen のフロアには近づけない動線を組む。
本アブノーマリティは、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話「雪の女王」を起源とする。 童話における悪役の鏡の欠片は、人の心に刺さると 美しいものを醜く見せ、優しさを冷たさに変える。 彼女の収容室で起きる "氷の欠片の埋め込み" は、その鏡の破片の比喩そのものである。
童話で少年カイは、女王に攫われ氷の城に閉じ込められた。妹ゲルダが彼を見つけ、涙が氷を溶かして救出する。 本作で要求される "勇気ランク 5 の職員による決闘" は、ゲルダの旅を 定量化した形での再演とも言える。